SURGERY
口腔外科
親知らず
歯の一番奥に生える永久歯であり、先天的に生えない人、存在しても傾斜して表面に出てこない人もいます。
正常に生えれば問題ありませんが、生え方により、う蝕(むし歯)や炎症などさまざまなトラブルが多い歯でもあります。
親知らずは一般的に15歳ぐらいから生えてきますが、先天的に生えない人や傾斜しており途中までしか生えない人も多いですが、トラブルが発生した場合は抜歯することが一般的です。
顎関節症
顎関節症が起こると、口の開閉が制限されたり、異音が聞こえたり、顎の痛みが出ることがあります。放置すると、頭痛や耳鳴りが起こる可能性もあります。症状が進行すると、食事が難しくなることもあります。症状がある場合は、早めにご相談ください。
顎関節症の原因
歯ぎしりや歯を強く食いしばることが原因となります。これらの状態は歯や顎の筋肉、関節にストレスを与えます。その結果、筋肉疲労や関節の炎症、軟骨の摩耗や損傷が起こる可能性があります。これらの問題が顎関節の機能障害を引き起こす原因となります。
歯ぎしり・食いしばりの種類について
グライディング
睡眠中に歯をギリギリと強く摩擦させる習癖です。一般的には「歯ぎしり」の症状として知られています。顎関節へのダメージだけではなく、健康な歯が少しずつ失われるので注意しなければなりません。
クレンチング
歯を無意識にグッと噛みしめている状況です。一般的に「食いしばり」として知られています。歯ぎしりとは異なり、音が出にくいため、他人から指摘されることが少なく、治療が遅れやすい傾向にあります。
タッピング
上下の歯をカチカチと短い間隔で繰り返し接触させる癖です。ストレス、不安、集中力の必要な作業などが誘因となり、多くは無意識のうちに行われます。ただグライディングやクレンチングに比べて発生率は低い傾向にあります。